8月26日(月)宅建協会3階会議室において、 令和元年度第1回税務研修会が開催されました。 この研修会は宇都宮資産税税務研究会(宇都宮支部と宅建協会県央支部で構成)が主催して毎年宇都宮税務署から講師をお招きして開催してきました。税務の知識は行政書士業務に密接に関わることです。特に今年は10月に消費税が10%に増税されるため、会員の関心も高く、100名を超える参加者がありました。 今回の講義内容は「消費税軽減税率について」と「相続法改正の概要」でした。前半は軽減税率制度のポイントとともに、令和5年10月1日から導入される適格請求書保存方式(インボイス制度)についても説明をいただきました。後半は相続に関して配偶者居住権、預貯金の払戻し制度、自筆証書遺言の方式、保管制度創設、遺留分制度の見直し、及び特別の寄与の制度などを解説していただきました。活発な質疑応答がなされ、大変有意義な内容でした。 最後に当研修会の実施にご尽力いただきました宅建協会県央支部のみなさまに深く感謝申し上げます。 (田村尚枝) |